お店の相談の中でよくあるのが【膀胱炎】です。女性に多く、年代は若い子からご高齢の方までと幅広く、なかなか病院へ行けない、一度治っても繰り返してしまうというご相談もあります。免疫が落ちたときに起こるので、風邪などの病気の時、妊娠中も起こりやすくなります(‘ω’)
ということで今日は女性に多い【膀胱炎】のお話をさせて頂きます!!
膀胱炎とは?
膀胱炎とは、尿道から侵入した細菌(主に大腸菌)が膀胱で増殖して炎症を引き起こす炎症のことです。
>> 主な症状
・残尿感がある
・頻尿になる
・排尿時に痛みを感じる
・尿が白っぽく濁っている
などがあります。症状が進むと血尿が出ることもあります。また、膀胱炎を放置すると激しい痛みや高熱になる腎盂腎炎(じんうじんえん)になる恐れがあるため、早めの処置が必要です。
男性より女性に膀胱炎が多いのは、尿道の出口が膣や肛門と近いため男性より細菌が侵入しやすいからなんです。
膀胱炎の原因
「細菌感染」が主な原因ですが、その根底には「免疫低下」が大きく絡んでいます。。。
>> 細菌感染
・尿意の我慢
・性行為
>> 免疫低下
・冷え
・ストレス
・睡眠不足
・栄養不足
このような原因により膀胱炎が引き起こされます。自分の免疫がしっかりと働いていれば、強くもない大腸菌などの細菌がいくら侵入しようともやっつけることができるのですが、冷えなどで免疫が落ちていると大腸菌などの弱い菌にも感染してしまい炎症を引き起こしてしまうんです( ノД`)
夏に膀胱炎が多いのはなぜ?
夏は、長時間冷房の部屋で過ごす、冷たい飲食物をたくさんとるなど思いの外、体を冷やしています。そのため、免疫が低下してしまい細菌への防御力が低下してしまうため膀胱炎になりやすくなるんです。
さらに、夏は汗をかくことが多く尿量が少なくなりがちです。尿は、膀胱へ侵入する細菌を身体の外に排出する役割もあるので、尿が少ないことやおしっこの我慢は、細菌に感染しやすい環境を作ることになります。
これらの理由により夏は膀胱炎が起こりやすくなるんですね。
膀胱炎は抗生物質で治せるの?
膀胱炎の原因は細菌なので、病院での治療は薬物療法が中心になりますので基本は【抗生物質】が出されます。しかし、【抗生物質】は悪さをする菌だけでなく、身体に良い働きをする腸内細菌などもやっつけてしまうのでお腹の調子を崩したり、免疫を落としたりしてしまいます。
また、抗生物質は「耐性菌」の問題もあり連用することで、効かなくなってくるということが問題になっています。
膀胱炎は漢方と養生で治す
膀胱炎の時によく処方されるのが、【猪苓湯(ちょうれいとう)】【竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)】【五淋散(ごりんさん)】です。
>> 猪苓湯(ちょれいとう)
膀胱炎の症状が出ていて頻尿や残尿感がある場合は、猪苓湯(ちょれいとう)がおすすめです。猪苓湯は、尿量を増やして悪いものを洗い流す作用があります。
>> 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
痛みがある場合は、炎症を抑える作用と排尿作用がある竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)がおすすめです。
>> 五淋散(ごりんさん)
「ボーコレン」という市販薬をご存知の方もおられると思いますが、これが五淋散(ごりんさん)です。排尿痛、残尿感、頻尿などでおしっこの色が濃く(黄赤色)、1回量が平常より少ない方に用います。消炎作用、利尿作用、止血作用があります。
膀胱炎には五行草茶がおすすめ
軽い膀胱炎や日頃から膀胱炎の予防をしたいという方には、赤ちゃんでも飲める【五行草茶(ごぎょうそうちゃ)】がおすすめです(*^^*)
>> 五行草茶とは?
五行草は、葉が青く、茎が赤く、花は黄色、根は白くて、タネは黒く、中医学で云う五行説の五色と同じことから、五行草と言われており、「清熱解毒」「解毒消腫」そして「湿」を除く働きがあります。
抗菌、殺菌作用により、膀胱炎をはじめ喉の痛みや風邪など様々な感染症や、皮膚病に関しても湿疹、化膿など幅広く用いられます。特に、アトピー性皮膚炎のジュクジュクなどにも効果があります。
色は濃いですが、味も飲みやすく、乳幼児からご高齢の方までお飲み頂ける使いやすいお茶です。
膀胱炎を繰り返す方、日々、予防をしていきたい方にピッタリなお茶です。
膀胱炎でお悩みの方は、一度、ケイアイ薬品健康相談所までご相談くださいね(*^^*) 予防、なってしまってからの対処、そして、そもそも膀胱炎にならない身体つくりもサポートさせて頂きます!!お気軽にご連絡くださいね(^^♪
*** ケイアイ薬品健康相談所 いそざきかおり☆