血液・血流

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血流改善

ケイアイ薬品健康相談所では「食生活を含む生活習慣改善」を基本に「中医学の考え」を取り入れた「血液・血流」の改善のお手伝いをさせていただいております。
中医学で、人間の生命活動に必要な3つの要素は、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」があります。「気」はエネルギー、「血」は血液、「水」は血液以外の体液(リンパ液、唾液、消化液など)のことです。
この3つが体内を過不足なく、滞りなく全身を巡ることによって、私たちの健康は保たれていると中医学では考えます。

この3つが体内を過不足なく、滞りなく全身を巡ることによって、私たちの健康は保たれていると中医学では考えます。

この中で「血」は、血液のことです。血液には、様々な成分が含まれており、酸素・栄養素・老廃物などの運搬、体温調整、細菌やウイルスからの感染防御など、生命を維持するためにとても重要な働きをしています。

この血液の質(状態)、量(過不足)、流れ(滞り)に偏りがあると、何かしらの身体の不調が出てきます。血液状態を改善して、身体の隅々までスムーズに巡るようにすることが、お悩み改善や健康維持につながります。

また、心筋梗塞や脳梗塞などで「血液サラサラのお薬」を飲んでおられる方も多いと思いますが、これは、血液の質を良くしてサラサラにしている訳ではなく、固まりにくくするだけのものです。本当に血液をキレイにするには、血液自身の質を良くして、サラサラにしないと意味がありませんね。

中医学では、血液の質をよくして、全身にしっかり巡らせるように改善することができます。

脳梗塞・心筋梗塞

脳梗塞や心筋梗塞は、突然発症して身体に後遺症を残したり、場合によっては命を落としたりすることもある怖い病気です。

脳梗塞と心筋梗塞には、どちらも病名に「梗塞(こうそく)」という言葉が使われていますが、梗塞とは、ある部分に血液が流れなくなり、その箇所以降の細胞が死滅してしまう状態のことです。脳に起きる梗塞が「脳梗塞」、心臓の筋肉(心筋)に起きると「心筋梗塞」になります。脳や心筋の細胞は再生しないので、梗塞が起きた部分の機能は失われ回復しません。

梗塞は、血管の中に血の塊(血栓)が作られ血管を詰まらせることで起こります。食生活などが原因で、動脈硬化を発症している血管に血栓ができやすいと言われています。


動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールなどが付着して血管が狭く硬くなり、血液の流れが悪くなった状態のことです。血液は、出血時に「固まる」性質がありますが、動脈硬化で血管が細くなったり血管の内壁がデコボコになっていたりすると血流がスムーズに流れなくなるため、血液が固まりやすい状態になり、その結果、血栓ができてしまうのです。

脳梗塞と心筋梗塞は、脳と心臓という異なる臓器に起こりますが、どちらも、血液をキレイにして血栓ができないようにすることが、予防上重要なポイントになります。

血栓をできないようにするには、漢方で血液の質をキレイにして、流れを良くすることですが、漢方を飲むだけでなく食事も並行して改めていくことが大切になってきます。

脳梗塞や心筋梗塞の予防・改善に、漢方と食事の両面からアドバイスをさせていただきます。一度発症された方は特に再発のリスクが高いので、再発防止も必要になります。一度、ご相談くださいね。

動脈硬化

動脈硬化は自覚症状もなく、進行もゆっくりです。
少しずつ血液中のコレステロールや脂肪などが固まり、血管の内壁にプラークと呼ばれる塊を作ることで進行していきます。プラークは、少しずつ大きくなって血管を狭くし流れを悪くしていき最終的に完全に詰まってしまうこともあります。

また、突然プラークが破裂することにより血栓が作られることがあります。血栓が血管を塞ぐと、突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症してしまいます。急に脳梗塞や心筋梗塞発作を発症するのは、プラークの破裂により起こることがあります。


中医学では、動脈硬化の原因となる血液の質が悪い状態「瘀血(おけつ)」を改善し、動脈硬化で血管にこびり付いたプラークなどを破壊して溶かす漢方などを使い、血液をキレイにして、更に血管の掃除をしていきます。もちろん、食事も並行して改善することで再発予防も行っていきます。

動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞などに進行すると命を奪いかねない病気に発展する危険性があるので、しっかりと治していく必要があります。予防も改善も、ぜひ、ご相談くださいね。

肩こり・首こり

肩こり・首こりをお持ちの方が多くおられます。塗り薬や湿布を貼る、マッサージや整体に行く方もおられますが、なかなか改善しないのが現状です。

肩こり・首こりの原因は、「姿勢」「筋力不足」「歯の噛み合わせ」「冷え」「運動不足」「ストレス」「血行不良」など様々ですが、中医学では、気の巡りが悪くなった「気滞(きたい)」と、ドロドロ血で巡りが悪くなった「瘀血(おけつ)」が主な原因と考えます。


「気滞」は、巡っていないといけない気が滞っている状態で、ストレスや運動不足などで起こるとされています。また、「気滞」があると、体は緊張状態になってしまいます。肩や首だけでなく、全身の筋肉も強張っています。

「瘀血」は、「古血」「ドロドロ血」とも言われる状態で、ストレスや運動不足、睡眠不足、過食、便秘などの生活習慣の乱れにより生じるとされています。ドロドロの血液は流れが悪くなるので、肩こり・首こりだけでなく、腰痛や筋肉痛、目の下のクマ、顔のシミ、不眠、冷えのぼせ、手足のほてり、生理痛などの症状も引き起こします。

肩こり・首こりは病気ではありませんが、自覚される方は、「気滞」や「瘀血」といった偏った体質、また、ストレスや冷え、運動不足など生活習慣面でも問題を抱えておられるということです。

中医学では、血液をキレイにして、流れを良くする漢方やストレスを取る漢方を使って、体質改善をしながら、肩こり・首こりを改善していきます。お悩みの方は、ご相談くださいね。

血液検査結果

血液検査の結果で、「コレステロール値」「中性脂肪」「血糖値」「肝機能」「尿酸値」「貧血」「高血圧」「低血圧」「腎機能」などで標準を外れた数値が出て、驚かれる方も多いですね。数値によっては、「即、入院」「即、投薬開始」という場合もあるかと思います。

しかし、この血液検査が悪い原因は、たいがいは食生活や生活習慣の乱れやストレス、冷えなどの生活習慣なので、投薬などで高い数値を低くしても根本的な解決にはなりません。

例えば、対処療法の血圧の薬を飲んで高血圧を抑えても、根本原因が改善されないので、降圧剤を一生飲み続けなければいけません。薬を止めると血圧がまた高くなるから止めることができないのです。


また、身体は血圧を一番いい状態に常にコントロールしています。高血圧だと皆さん心配になりますが、身体が高血圧の数値を出すのは、その時、その血圧が必要だからです。それを、むやみに下げてしまうと、血圧を上げて巡らせたかった血液が全身に行き届かなくなります。

例えば、血液中に血栓が漂っていて「詰まらせる可能性」がある場合、身体は血圧を上げて押し流すように働きますが、薬で抑えている状態では血栓を押す圧が出せないので、その結果、詰まらせてしまう…ということになります。

高血圧の薬を飲んでいると、脳梗塞や心筋梗塞になるリスクが高まると言われているのは、血圧を下げる薬が血栓を押し流せなかったからなのです。

本来、どんな検査結果も治すのであれば、まずは食生活を含む生活習慣(ストレス・運動)の改善、そして漢方養生などが必要です。病院の薬を飲むにしても血液の状態や流れを改善していくことを併用して行うことが必要です。

大半のことは食生活を含む生活習慣の改善と漢方で治すことができます。ぜひ、ご相談ください。