生理前は、なぜか些細なことでもイライラして、家族や職場の人に当たり散らしてしまう!!!
というご相談がけっこうあります(‘ω’)
月経前だけ、、、というなら俗にいうPMS(月経前症候群)といわれる症状です。主に月経の1〜2週間くらい前になると現れます。
PMSの症状は、イライラだけではなく、落ち込んだり、不眠、胸が張って下着がすれても痛い、下腹部の張りや痛み、頭痛、むくみといった様々な症状があります(人により違う)。
ホルモンバランスの乱れが原因
その原因は複合的ではありますが、基本はホルモンバランスが大きく関係しています。
女性の生理周期は「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つのホルモンが主にコントロールしています。排卵までは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が優位になっていて、排卵が終わり月経前になると「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が優位になります。
排卵が終わり妊娠をした場合には、この「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が妊娠を安定させたり、食欲をアップさせたりするとても大切な働きをするのですが、これが、月経前症候群の原因にもなっている、と考えられています。
中医学では?
中医学では、一人ひとりに現れる症状によって、その根本原因を考え対処します。
イライラや怒り、乳房の張りなどが強く現れる人は、体内の「気」(エネルギー)の巡りが停滞してしまう「気滞(きたい)」が主な原因になります。
このタイプがPMSに一番多く見られるタイプで、日頃からストレスを抱えている人がなりやすいとされています。
そんなイライラには逍遥散
のぼせや火照りなどの症状のある方には「加味逍遙散(かみしょうようさん)」、そうでない方には「逍遥散(しょうようさん)」が第一セレクトです。
どちらもベースは「逍遥散」ですが、「加味逍遙散」には「逍遥散」に熱症状(のぼせや火照り)を取る「山梔子(サンシシ)」「牡丹皮(ボタンピ)」の2薬が加味(追加)されています。
なので、のぼせや火照りがある方は「加味逍遙散」がおすすめです。イライラして、頭や顔がカーッとなる人も「加味逍遙散」でクールダウンできますよ(*^^*)
せっかくの大切な毎日をイライラして過ごすのもいやですよね~「イライラしてしょうがない!」ってお悩みの方は試す価値ありです(^^)/
もちろん、体質を診て他に偏りがないかなどもチェックしてから合うかどうかも確認をさせて頂きます☆
ホルモンバランスを整えることも大切
生理前のイライラが出るってことは、生理も整っていない、、、つまりホルモンバランスが整っていないことになります(*´ω`*)
イライラを緩和するのも大切なことですが、併用して根本であるホルモンバランスの乱れを整えることをしていかなければ、毎回、同じような対処をしていかなければなりません。
ホルモンバランス(生理周期)を整えるためには、「補血(ほけつ)」「活血(かっけつ)」「滋潤(じじゅん)」「調経(ちょうけい)」ができる「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」がおすすめです(*^^*)
しっかりコツコツと飲んで(3か月~半年~)いくことで女性としての身体の働きが整ってきて、生理周期に体調を振り回されず、女性として内面も外面も輝いていけます☆
まさに、女性が内面も外面も美しくいるための漢方です✨
いくら外見が美しくても、生理周期が乱れていて体調不良を抱えていたら勿体ないですよね~(^_-)-☆
そのイライラ、ケイアイ薬品健康相談所へいつでもご相談くださいね(^^)/
2020年6月11日
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり