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アトピーさんの食REPORT


 
 
汗をかく季節になると悪化するのがアトピー性皮膚炎です(*´з`)
 
 
汗をかくことで、症状が出やすくなり、また、夜中にも汗をかいて炎症やかゆみが悪化して「寝られない💦」なんてことも(+_+)
 
 
そんなアトピーさんの症状を軽減していくためには、
  
 
 1.食
 2.腸内環境
 3.免疫力(衛気)
 4.スキンケア(内)(漢方)
 5.スキンケア(外)
 6.アレルゲン
 7.ストレス
  
 
などのキーワードがありますが、本日はアトピー根治の必須条件である「1.食」について今日はお話したいと思います(‘ω’)ノ
 
 

アトピーさんと食の関係

 

 
 
中医学の皮膚炎の病因病気に「飲食失宜」の考えがあります。
  
  
「飲食の欧米化、過食甘厚味、飲食生冷、食品添加物(化学物質)アルコールなどによって湿熱を生じて、湿熱が皮膚を犯して皮膚病を引き起こす。」
 
 
という意味です。
 
 
このような食事をすることによって、体内に湿熱という邪が生じる、、、現代医学的に言えば「皮膚と表裏関係にある腸内環境が悪化して、皮膚病を引き起こす!!」ということです(‘ω’)ノ
  
 

甘いもの

 

 
 
・・・チョコレートやケーキなどの洋菓子、お饅頭などの和菓子など、たくさんの砂糖が使われている甘いもの。
 
 
甘いものは消化しにくいので「湿熱」を生じさせます。
 
 
 ・免疫を下げる
 ・ビタミン類を消耗する
 ・悪玉菌を増やす
 ・皮膚粘膜を弱くする
 ・アレルギー体質になる
 
  
など、皮膚病にお悩みの方にはマイナス面が多くあります。
 
 
ただ、お子さま(大人も(^^;)?)にとって甘いお菓子は、楽しみであり、心の栄養にもなります。
 
 
積極的に与えるのはいけませんが、楽しい時などには食べ過ぎないように食べさせてあげることも大切です✨
  
  
また、本人にも「食べてもいいけど、カイカイが出てくるかもしれないよ」などと説明しておくといいでしょう。
 
   

油ものや肉類

 

 
 
・・・天ぷらやトンカツ、ステーキなどの油の多い食べもの。
  
 
「甘味や揚げ物などは腸を腐らせる薬の如し」という中国のことわざがありますが、消化吸収しにくいので、湿熱を生じ、胃粘膜を壊し、腸内細菌のバランスや腸内免疫を悪くさせます。
  
 
また、油っこい食べ物は粘膜を弱らせてしまうので、皮膚病が治りにくくなるんですね。  

 

香辛料の多いもの

  

 
 
・・・カレーライスやキムチなどの辛い食べもの。
  
 
熱性で辛いので、内熱を作り、湿疹や痒みを悪化させてしまいます。
 
 
特に、症状が出ていて辛い時には更に悪化させる可能性が高くなるので控えるようにしましょう。
 
 

洋食品・加工品

 

 
 
・・・ケーキや市販のお菓子、ファーストフードなどの食べもの。
  
  
消化しにくく、大量の砂糖・バター・マーガリンなどを使って作られているものが多いので、体内に湿熱を生じさせてしまいます。
 
 
また、添加物が多く、身体の働きを助ける微量栄養が絶対的に不足しているものが多いので身体(消化吸収)に負担をかけます。
 
  
アレルギーと関係の深い小麦や乳製品も使われているので、食べること自体で症状を悪化させる恐れもあります。
 
 

高タンパクなもの


  
   
・・・乳製品、卵、大豆、魚介類、肉類などの食べもの。
 
 
消化が悪く、湿熱を生じて皮膚病を悪化させてしまいます。
 
 
これらを食べ過ぎると、腸内粘膜が腫れたり、キズがつきやすくなります。
 
 
ヨーグルトも腸内環境を改善するために毎日食べている方も多いのですが、ヨーグルトは冷たくお腹(胃)を冷やし、消化に悪く(未消化)、腸内の悪玉菌を逆に減らしてしまうことも。。。。
  
 
乳酸菌は、ヨーグルトではなく、乳酸菌製品(FK-23乳酸菌など)がおすすめです(^^)/
 
 

生ものや冷たいもの

 
 
 
 
・・・お刺身や果物、アイスクリームなどの冷たい食べもの。
 
 
胃腸を物理的に冷やして、消化吸収障害を起こして寒湿を生じ、脾胃虚寒になり、皮膚の修復が悪くなります。
 
 
アトピーさんや皮膚疾患の方にとって、胃腸を冷やして消化力を落とすことは、改善を妨げる一番の原因になります。
 
 
毎日アイスを食べたり、生野菜やおそうめんなどの食事、アイスコーヒーやビールを良く飲むなどの食習慣のある方は、控える、または量を減らすようにしましょう(^^)
 
 

 
 
皮膚疾患を治していくときに「食」は重要なポイントになります。
 
 
漢方や薬を飲んでいても上記のような食が多ければ治りにくくなりますが、意識して少しでも控えることで、治りやすくなります。
 
 
また、改善のために飲まれている漢方や薬も効果が高まりますよ(^^)/
 
  
食は楽しみでもあるので「絶対に食べたらあかんよ」という訳ではありませんが、今、食べようとしているものが「自身の皮膚疾患に障りがあるものか?」と意識していくことは大切です。
 
  
お子さまの場合は保護者の方が気を付けてあげることも大切ですが、お子さまにとってお菓子などの甘いものは楽しみでもるので、全く与えないというのではなく、きちんとお子さまにお話をして食べ過ぎないようにコントロールしてあげることが大切ですね(#^^#)
 
 
アトピーさんや皮膚病を治すのは根気と年月が必要ですが、まずはそこに「食」のことをしっかりと取り入れていくことがめっちゃ大切なんです(^^♪
 
 

食に関して、または改善に関しては、いつでもケイアイ薬品健康相談所までご相談くださいね☆
 
 
一人一人の体質にあった改善方法をご提案させていただきます✨
  
  
  
2020年6月18日
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり