風邪の予防がしたい…。
「風邪を引きたくない…」「インフルエンザなんて絶対にイヤ…」「自分はもちろんだけど、子どもや親にも風邪を引かせたくない…」と皆さんお考えだと思います。
私は、風邪やインフルエンザの方と接する機会が多い薬屋なので、毎冬、風邪を引かないように、できる限りの努力をして風邪予防に努めています。そのおかげか、風邪はほとんど引きませんし、引いてもだいたい、その日のうちに漢方を飲んで抑えることができています。インフルエンザに関しては一度も引いたことがありません。
「風邪は予防が肝心」ですね。実は、風邪の予防は漢方の得意分野です。一般的には「手洗い・うがい・マスク・加湿・睡眠(休養)・栄養」が大切と言われていますが、これにプラスして漢方養生を取り入れることで格段に予防効果を高めることができます。
赤ちゃんからご高齢の方まで安心してご利用いただけるものがありますので、「風邪を引きたくない」「風邪を引かせたくない」という方は、ぜひ、ご相談ください。
体質的に、または生活の疲れなどから「風邪を引きやすい」「風邪を引いたらなかなか治らない」という方もおられます。一度風邪を引いたら咳だけが1か月経っても残っている…なんて方も多いです。
そんな方は、免疫が弱っている(=粘膜が弱っている)ことが考えられます。中医学(漢方)や健康食品で、粘膜や身体のバリアを強化して「風邪を引きやすい体質を改善」することができます。
「冬になるとしょっちゅう風邪を引く」「風邪を引いたらなかなか治らない」とお悩みの方は、一度、ご相談くださいね。赤ちゃんからご高齢の方まで対応できます。
どんなに予防しても体内に菌やウイルスが入り込んでしまうと風邪やインフルエンザに罹ってしまった…ということになります。つまり、風邪を引いてしまいます。体内に入り込まれると後戻りできないので、できる限りの養生をして1日でも早く終息するように治していくしかありません。
一般的には風邪を引くと、お医者さんの処方や薬屋さんで市販薬を購入して対処される方も多いかと思いますが、これら西洋薬は、風邪を治すのではなく、「風邪の諸症状を緩和」するお薬なので、実は風邪を治すことにはなりません。ただ、薬が効いている間はツライ諸症状を緩和してくれるので、仕事や学校、家事育児などでゆっくり寝ていられない場合などには、西洋薬を飲むことが助けになることもあります。
しかし、西洋薬だけに頼ってしまうと治り切らないことが多く、副作用もあるので長い期間飲むことも心配が出てきますね。
西洋薬を飲むにしても、漢方などを併用することで、治りを早くしたり、症状を早くとったりすることができます。
など、様々な症状がありますが、中医学(漢方)では症状別に対応でき、即効性のあるものもたくさんあります。また、様々な風邪のパターンに対応しているので、ピンポイントに使うことができ、体の負担も減らせます。また、眠くなることもほとんどないので助かります。
西洋薬は「症状を緩和させるお薬」なのに対し、漢方は「症状を改善させるお薬(生薬)」なので、的確に使えば、根治も早く、漢方だけで風邪を引いてから各症状を取り去り治していくこともできます。
風邪を引けばお医者さんで風邪薬をもらって飲む、市販薬を飲むなどの対処をされている方も、一度漢方を知れば、風邪を予防したり、早く治したりすることができますね。
胃腸風邪は、主にウイルスが胃腸に入り込んで、胃腸の働きを悪くするために、急に吐き出したり、下痢をしたりします。ウイルス性胃腸炎は「お腹の風邪」「吐き下し」「嘔吐下痢症」など、様々な呼び方で呼ばれています。
ロタウイルス・アデノウイルス・ノロウイルスなどがあります。
胃腸風邪は、突然の嘔吐で始まります。その後、下痢が見られることが多く、3~4日~1週間位続きます。胃腸の働きの弱い乳幼児は、症状が重くなったり、下痢が長びいたりすることもあります。
このようなウイルスや菌による胃腸風邪も中医学は得意です。症状に合わせて漢方を飲むことで、早く症状を改善して治していくことができます。
ただ、胃腸風邪の場合は、なにか飲んでもすぐに吐いたり下したりすることもあるので、その場合は薬や漢方も飲めないこともあります。その時には無理をしないで、まずは、脱水症状を防ぐために1口ずつの水分補給を小まめにしていきます。それでも嘔吐下痢が止まらない場合には、病院へ行くことをおすすめします。特に乳幼児や体力がない高齢者の方などは早めの対処が必要です。
胃腸風邪の原因も菌かウイルスです。日頃の感染予防には漢方が役に立ちます。胃腸風邪に関しては予防も治療もご相談くださいね。