手の皮むけが消化薬で？！
奥さまがご主人のご相談に来られた。手の皮めくれ。大きく割れて血が出るところもあり痛い。ステロイドを塗る治療を何度も繰り返しているが何年も治らない。
奥さまに、ご主人さまの食生活及び生活習慣をお聞きすると、夜は必ず飲みに行き、そこで食事とお酒を飲んで帰宅して直ぐに寝る生活を毎日続けているとのこと。また、この生活を止めることはできないとのこと。
手荒れが治らないのは、ご主人さまの夜の習慣により【寝るまでの消化吸収】が上手くいかず、その結果、睡眠中に行われる夜の修復が【栄養不足】で上手くできていないことから起こっていると判断して、消化を促す【漢方の消化剤】を夜と昼のお食事の際に飲んでもらうことになった。
ご主人では続けられないので、夜の帰宅時と昼ご飯時に奥さまが【漢方の消化剤を２包】ぬるま湯に溶いて飲ませていくことになった。
飲み始めて、１ヵ月もしないうちに手の皮がくっついてきてキレイに治った。
それから１年半経過しますが、全く皮めくれも皮膚トラブルもなく、身体も元気になり、楽しみである夜飲みご飯生活を続けておられます。
その間、熱中症で１０日ほど入院された時に漢方の消化剤を飲まない時があったそうで、その時に皮がめくれてきたので、ご主人が「やっぱり、これがよく効いてるんやな」と関心されていたそうです。
今回は、奥さまの（毎日飲ませてあげる）努力で効果を発揮できたと思います。奥さまいわく、ご主人は遊びに行くのが生きがいで、元気に毎日遊びに行っている間は「健康」だと思っているとおっしゃっていました。生活習慣も無理に変えると、逆にストレスになることもあるので、今回は、そのままで上手く改善できて良かったです。
今も、奥さまの努力で、毎日続けられています。