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食べると眠くなる…それは???REPORT

お昼ごはんを食べたあと、眠くて仕事や勉強に集中できない・・・午後から眠気と戦うのに必死・・・、また、夜ご飯食べると直ぐに眠くなり、ちょっとソファーに座ったら寝ちゃった・・・なんて方、案外おられます。
 
 
 
実は、この「食事の後で眠くなってしまう体質」の人を中医学では「脾虚(ひきょ)」といいます。
 

脾虚(ひきょ)とは?

 
 
 
まず、中医学で言う「脾(ひ)」とは、胃腸(口から小腸まで)のことで「消化吸収の働きの総称」です。そして、脾虚(ひきょ)とは、いわゆる胃腸が弱い・・・胃腸機能(消化吸収力)が低下している状態のことです。
   

  
「脾(胃腸)」が虚(低下)してしまうと「食欲がない、胃がもたれる、食べても太らない(やせる)、腹部や手足が冷える、すぐに下痢する、腸にガスがたまる」など様々な症状が現れます。食べた栄養が消化されにくいので、栄養として腸から吸収されにくく、身体に必要な栄養が得られないため、虚弱体質になってしまいます。
    

なんで胃腸が弱い人は食後眠くなるの?

      
 
   
脾虚体質の方が食後に眠くなってしまうのは、胃腸機能が低下しているために「消化に大量のエネルギーや血流」を使ってしまい、その結果、脳に血流やエネルギーが行き届きにくくなり、脳の機能が鈍ってしまうからと考えられます。
  

 
食後、すぐに眠くなる方は、脾虚(ひきょ)体質かもしれませんよ。
  

脾虚を治すとメリットいっぱい

   
脾虚は、治しておいた方が絶対にいい!!
  
 
  
人間は、食事(栄養)を食べて、それを口・胃・十二指腸などでしっかり消化して、それを小腸で吸収して、血液に乗せて全身に運んで健康(生命)を維持しています。
   
消化しきれない栄養(未消化)は小腸で吸収されないので、脾虚の人は食べていても栄養は吸収できていない・・・っていうことになってしまうんです。また、アレルギーなどをお持ちの方は、腸壁が弱い(穴が大きい)ので未消化の栄養を吸収してしまい、これまた、大きな問題になります。
 
脾虚の方は、「食後眠くなる・・・ということが問題」なのではなく、「消化吸収が上手くいかない状態が問題」と考えて、胃腸機能の改善していきます。胃腸機能を改善することで、しっかりと栄養が身体に吸収されるようになるので、みるみる体調が良くなってきますよ(*^^*)
 
アレルギーの方と腸壁のお話は別の日にしますが、とにかく、食べて直ぐに眠くなる方は漢方で改善できます。胃腸のチェックもさせて頂きますので、一度、ご相談くださいね(^^♪
  
*** ケイアイ薬品健康相談所 いそざきかおり☆