暑い季節になると顔を真っ赤にしている人がいます。。。
　　

　
そう、こんな人です。ってか私もその１人です(/ω＼)
　　

陰虚って？

基本、この症状の方は【ど陰虚体質】の方が多いのですが、陰虚（いんきょ）とは身体の水分（体液）や血分が少ない人の事をいいます。身体の水分が少ないので熱がこもりやすく、その熱が上に上がってしまうので、
　
　＞のどが渇く
　＞ほてる
　＞のぼせる
　＞汗を人よりかく
　　　
など症状が出てきます( ﾉД`)。
　　　
　　身体の水分が少ない　＝　熱がこもる
　
なんですね。この体質は【更年期】と呼ばれる世代に多いですが、私のように生まれながらに【ど陰虚体質】の人もいます。私の場合、小さい頃から暑い日は速攻のぼせて顔が真っ赤になっていました。色白だったので余計に目立っていました。自宅から駅まで１０分歩くだけで汗だくで真っ赤になってしまいうのでめっちゃ恥ずかしいんです…( ﾉД`)ｼｸｼｸ…しかも、一回顔が赤くなるとなかなか引かないというオプション付きです。
　　
でも、今では２つの漢方でずいぶん症状が押さえられているんですよ(*^^*)
　

顔が真っ赤にのぼせる時の漢方

　　　

　
＊＊＊　清営顆粒（せいえいかりゅう）
　　
のぼせなど、特に上部の血熱を冷ます働きがあります。顔（身体）の熱をいち早く冷ましたい時に１包飲んでおくと、飲まない時より早く顔ののぼせ（熱さや赤味）が引いていきますし、暑い中を歩く前に飲んでおくとのぼせ度がＭＡＸにならずに重宝します(^・^)
　
清営顆粒は、ジオウ、シャクヤク、オウゴン、ダイオウ、ボタンピ、サンシシの６種類の植物性生薬より抽出したエキスを顆粒にしたものです。便秘又は便秘に伴う、頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常醱酵、痔の症状の緩和を目的とした処方です。
　
清営顆粒は、身体にこもった熱を便と一緒に排出してくれる作用があります。
　　
しかし、この漢方は肝心の【陰（いん）】を消耗するので【ど陰虚（いんきょ）】の私が連用すると、更に陰を消耗して熱がこもりがヒートアップしてしまうので、あくまでも頓服的に飲んでいます。
　　

根本的に治そうと思ったら？

　　

　
＊＊＊　瀉火補腎丸（しゃかほじんがん）
　　
これは、今、私が毎日セッセと飲んでいる漢方です。
　
瀉火補腎丸は、六味地黄丸に知母（チモ）と黄柏（オウバク）を加えた処方です。体力中等度以下で、疲れやすく、胃腸障害がなく、口渇がある方の顔や四肢のほてり、排尿困難、頻尿、むくみの改善を目的とした処方です。
　　　
津液（しんえき）や血を補う代表的な滋陰剤である六味地黄丸（ろくみじおうがん）をベースに、陰虚火旺の虚熱をさます作用のある知母（チモ）と黄柏（オウバク）を加えたのが瀉火補腎丸です。熱を冷ましながら陰も補うという素晴らしい処方なんですね。
　　
私もしっかりと瀉火補腎丸を飲んで、【脱！ど陰虚！】【脱！火旺！】を図りたいと思います(≧▽≦)
　
同じように顔がのぼせたり、真っ赤になってお悩みの方は、一度、ご相談くださいね～体質に合わせた漢方を飲むことでつらい症状が軽減できますよ(*^^*)
　
＊＊＊　ケイアイ薬品健康相談所　いそざきかおり