先日、抗ガン剤をされている方が「足に赤いのがたくさんできた」とご相談に来られました。
　
見ると湿疹ではなく全て内出血・・・(T_T)
　
抗ガン剤を打ち始めて何クールも経ってから出てきたそうで、今まで何度も抗ガン剤をされてきて、こんなになったのは初めてとのことでした。
　
抗ガン剤は正常な細胞もやっつけてしまうので、細胞で出来ている血管が影響を受けて血管がもろくなって出血してしまったのだと思いますが、早く治したいとのことなので、止血作用のある三七宝（田七人参）を朝晩５粒づつを飲んで頂くことにしました。
　
すると１週間以上治らなかったのが、数日で色が薄くなり、１週間でキレイに消えたそうです(*^^*)
　
さすが、田七人参！！！
　　
　　

田七人参（でんしちにんじん）って？

　　

　
田七人参の歴史は古く「最古の人参」と呼ばれています。高麗人参とは同じウコギ科トチバニンジン属の多年草ですが、形状や薬効に違いがあります。
　　
中国では古くより上薬【無毒で生命を養うとし、副作用がなく長期間服用しても人を害しない。免疫を高め、不老長寿の薬】に属し、安心で貴重な生薬として使われてきました。
　　
飲むだけでなく、腫れや痛みなどに塗っても使えます。
　　　
　　　

田七人参（でんしちにんじん）の効能効果

　
・・・肝機能を高める
　
田七人参には肝臓機能を高める効能効果があります。世界的に有名な肝臓疾患の生薬「片仔廣（へんしこう）」には田七人参が８５％配合されており、肝機能障害の治療薬として長きに渡り知られ、効果を発揮してきました。肝機能を高めることで、免疫機能を高め、肝臓病や肝炎の予防に繋げることが期待できます。
　　　
・・・免疫力を高める
　　
田七人参に含まれる有機ゲルマニウムという成分には、抗ウイルス作用があります。この有機ゲルマニウムはインターフェロンという小さなタンパク質を誘発し、体内のウイルス感染を防ぐ効果効能があります。
　
・・・生活習慣病の予防
　
田七人参には生活習慣病の原因となる中性脂肪、コレステロールを分解し、吸収を抑える働きを持つ成分が含まれています。
　
・・・血糖値を下げる効能
　
田七人参に含まれるパナキサントリオールという成分は、筋肉への糖の取り込みを増加させる作用があり、筋肉での糖代謝を改善する効果が判明しています。筋肉での糖代謝を改善することで、血糖値を下げる効果効能があります。
　
・・・血流を改善する効能
　　
田七人参に含まるサポニンと呼ばれる成分（高麗人参の４倍）は、体内の活性酵素を除去してくれたり、ドロドロ血液の原因となる中性脂肪やコレステロールを分解してくれます。ドロドロ血液は、動脈硬化や血栓症などの深刻な病気を引き起こします。また、田七人参に含まれるフラボノイドが血管の弾力性を高める（血管を強くする）ことで血液の流れをスムーズにしてくれる効果があります。血流が改善することで冷え性の改善にもつながるので、冷え性で悩む女性にもおすすめです。
　　
・・・更年期障害への効果効能
　
田七人参には副作用がなく、ホルモンバランスを整えて症状を改善する効果効能があり、抗ストレス作用が期待できる成分が含まれているので、更年期障害改善への高い効果が期待できます。ホルモン療法のように副作用がないのが安心ですね。
　　
・・・止血効果
　
中国の薬学書で有名な「本草綱目」にて、田七人参は別名「山漆（さんしつ）」と呼ばれており、「漆のように傷口をしっかり癒合し、止血効果がある」という意味だとされています。その時代で止血効果の発見は大きなものだったことには違いありません。この止血作用は、田七人参のみに含まれるデンシチンと呼ばれる成分が作用しているといわれています。
　
　

主な抗ガンの副作用

　
　　　

　　
さて、抗ガン剤といえば副作用が心配ですね。薬剤によって違いはありますが、一般的にはどんな副作用があると言われているのでしょうか？　　
　
＞＞自覚症状として分かるもの
　
倦怠感、吐き気・嘔吐、便秘、下痢、口内炎、しびれ感、脱毛、浮腫（むくみ)、味覚の障害、皮膚の障害、心臓の障害、肺の障害、聴覚の障害、性機能の障害、胸水、腹水
　　
　　
＞＞検査値で分かるもの
　　
白血球の減少と感染症、血小板の減少と出血、貧血、腎臓の障害、肝臓の障害
　　　
　
これだけの副作用があります(*_*)
　　　
　

ガン治療時の養生

　
　　　
日本人の２人に１人はガンと言われている現代では、ガン治療をされている方がたくさんおられます。
　　
しかし、先にお話通り抗ガン剤の治療だけでも多くの副作用を伴います。
　
身体への負担はもちろん、精神的なダメージも高く、生きる力も失わせてしまうくらい生命力を著しく低下させてしまうこともあります。
　

　　
重い治療であればあるほど、副作用は重くなってきます。その場合、少しでも副作用が軽減して、ご本人さまの回復する力を上げて楽にして、いかに希望を持ってもらうかが大切になります。
　　
なので、ケイアイ薬品健康相談所では、抗ガン剤など重い治療をされている方には養生をおすすめしています。
　　　　
養生法方は問診の上、その方にあったものをお勧めしますが、基本的には、漢方や健康食品を飲むことでの漢方食養生＆生活養生のご指導をさせて頂き、副作用の軽減や心のケア、再発防止までサポートさせていただくことができます。
　　
ガンを治す、ガンを小さくする、とかそういうものではなく、あくまで治療により低下した身体の治癒力を自然な形で回復させることをメインで考えていきます。
　
副作用でお悩みの方、ご相談くださいね(*^^*)
　
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり