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生理痛はないのが当たり前REPORT


 
女性にとって切っても切れない生理・・・毎月、生理痛や周期の乱れなどに苦しんでいるという方も多いと思います。
  
毎回、生理痛があるので「生理には生理痛があるのが当たり前」と思っておられる方も多いのですが、女性の身体が健康であれば、周期や日数、経血の質、経血の色、経血の量が乱れることはなく、基本的に生理痛などのトラブルを起こすことはありません。
 
  生理痛があるのが
  当たり前
 
ではなく、
 
  生理痛がないのが
  当たり前
 
なんですね(#^.^#)
 
中医学では、月経を周期・日数、経血の色、量、質、痛みの度合いからみていきます。一般的に月経は、規則的に5日程度出血があり、痛みはあまりありません。
  
もし、不調であったり、強い痛みを伴ったりするなどの症状がある場合には、月経が不調・・・つまり、正常な月経ではない(ホルモンの乱れや卵巣機能が低下)ということが考えられるので、ご自身のために整えていくことが大切です。
    
 
 
赤ちゃんを望んでおられる方は、月経周期が乱れていると授かりにくくなるので、まず、月経を整えていくことから妊活を始めることになります。
    
 

月経の周期と日数

 

 
生理開始から次の生理までの周期は、28日を基本に、26にから32日程度です。月経周期が通常より4日以上遅れたり早まったりした場合は要注意です。
   
また、日数は5日を基本に3~7日が正常範囲です。10日もダラダラ続く場合は何かしらの異常があると考えます。
 
 

月経の質

 

 
経血の状態はサラサラで、粘りや(レバー状の)塊がないのが理想です。粘りや塊は、血液がドロドロ状態である「瘀血(おけつ)」と考えます。 
 
  

月経の量

  

 
経血量が少なすぎる、逆に多すぎるといったことも生理不順として考えます。個人差はありますが、1回の月経では30~100mlが適切な量です。2~3日目が多く、4日目以降は少なくなります。
 
経血の量が異常に多い場合は、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫の可能性もあるので、病院で診てもらうことも大切です。
 
  

月経の色

 

 
正常な経血は、血液より少し濃い目で鮮やかな赤色です。色が黒っぽく濃い場合は「血虚(けっきょ)」や「気虚(ききょ)」の状態です。
 
茶色やくすんだ色の場合は、身体が冷えていたり、血の巡りが悪い「瘀血(おけつ)」の可能性もあります。
 
血虚(けっきょ)
身体の血液が不足している状態。
 
気虚(ききょ)
元気の気が不足している状態。
 
  

月経時の痛み

  

 
生理中に下腹部が重い、だるいと感じる程度であれば問題はありません。元来、生理は痛みがないのが正常な状態です。
 
痛くて痛み止めを毎回服用していたり、寝込んでしまうほどの強い痛みがある場合には、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などのトラブルが潜んでいることもあるので、放置しないで、まず、病院などで検査をしてもらってください。
 
痛み止めは痛みを止めますが、逆に身体を冷やし血流を悪くする作用があるので、更なる痛みを招いてしまいます。多用しないように注意してほしいなと思います。
   
出血の時に痛みが強いのは「瘀血(おけつ)」の可能性があります。
  
  
   
冷えがキツイと子宮内の血流も悪くなるので痛みがキツクなります。日本の女性は、冷えている方が多く、そのせいで生理痛を引き起こしている方も多いですね。
    
お腹にカイロを当てることで楽になる方も多いと思いますが、身体の冷えをとることで痛みが軽減することが多いです。
 

自分のために生理周期を整えよう

 

 
生理不順があるということは、ホルモンバランスが整っていないということです。
 
女性の心身はホルモンで左右されます。ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱されて、生理痛などの生理不順だけでなく、様々な不定愁訴(ふていしゅうそ)を引き起こします。
 
生理絡みでしんどいとか痛い思いをして時間を無駄にするのは、めちゃめちゃもったいないですよね(‘ω’)
 
どーせなら、快適に生きたいですもんね(#^.^#)
  
生理周期を整えるホルモンバランスを整える自律神経を整えることになります。生理関係でお悩みの方、しっかりと対処すればほとんどの方が改善されます。ぜひ、ご相談くださいね(*^^*)
 
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり