滋賀県大津市中央あたりで今、子ども達にB型インフルエンザと高熱が続く風邪が流行っています(*´з`)
B型インフルエンザ
B型インフルエンザウイルスは、ウイルスの性質は変化しにくいと言われているので、以前に感染したことのある人は感染しにくいと言われています。
つまり、若い子ほど感染しやすい(*´Д`)
今回も聞いていると低学年までの子どもの感染が多いかな。。。と感じていますが。。。。
今、アメリカで猛威を振るっているインフルエンザもたしかB型だったですよね…(T_T)
A型インフルエンザウイルスは、人間、鳥、豚など、多くの種に感染しますが、B型は、通常、人間だけが感染します。
・・・B型インフルエンザの症状
発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状の後に咳、くしゃみ、鼻水といった症状が現れるケースが多い。
発熱はするものの高熱にはならずに37度台の熱・下痢や腹痛が症状として現れるということもある。
胃腸症状を伴う場合、通常所胃腸風邪より長く3日以上続くこともある。
高熱の風邪
高熱が3~5日続く風邪も流行っています(*´Д`)
夕方から夜にかけて40度前後の高熱が出ます。
朝に37度台に下がっても、また夕方から熱が上がり始めるので、元気なお子さんでもグッタリです( ノД`)
高熱は、本人も保護者の方もつらいですが、この高熱でウイルスをやっつけているので、無暗に解熱剤などで下げてしまうことは治癒を妨げることになります。
発熱でウイルスをやっつけている
発熱しているのは身体の中で免疫細胞がウイルスと戦っている証拠です。
体温を上げて免疫を活性化させてウイルスへの攻撃力を高めているのです。
通常は、私たちの身体は37℃前後に保たれています。これは、脳にある視床下部が設定した温度(これをセットポイントと言います。)です。
ウイルスに感染すると免疫を活性化させるために、脳の体温を調整する機能が作用して体温を高い温度に設定され、脳から身体に発熱するように指令が出されます。
熱が出る時に悪寒がして震えるのは、筋肉を震えさせて熱を生み出すためです。
強いウイルスに感染したときほど、体温は高く設定されると考えられています。なので、一般の風邪よりインフルエンザの方が高熱になるのです。
免疫がウイルスを撃退し、「免疫 VS ウイルス」の戦いが収束すると、体温を調整する機能が通常の37℃前後に下げます。
熱を下げる指令を受けた身体は、発汗して体温を下げようとするので、この時、汗をドッとかきます。
だいたい、この決着が付くのが夜中の2時と言われており、この時間帯あたりに汗がドッと出ればウイルスに勝ったということなので、後は終息に向かいます。
下着を含めて着替えさせて、水分補給を充分にして寝かせてあげてください。
翌日は、お熱が下がっても幼稚園や保育園、学校などもお休みしてゆっくり過ごさせてあげてくださいね。
この2時を過ぎても発汗がなく熱がいうほど下がらない場合は、もう1日戦いが続きます。
この免疫を仕組みを理解しておけば、高熱時の不安は少なくなると思います(^^♪
ただし、容態はこまめに診てあげること、自分たちで判断できない症状や不安のあった時には迷わず病院を受診しましょう!!
特に、小さい赤ちゃんなどは容態の変化や脱水に気を付けてあげましょう☆
高熱時の水分補給
高熱の時には、お茶でもいいですし、スポーツドリンクやOS1などを小まめに飲ませてあげてくださいね。
また、甘いのは嫌な場合や上記のものがない場合には「だし&栄養スープ」をお湯に溶いて天然塩を入れたスープを飲ませてあげるといいですよ(*^^*)
2020年2月18日
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり