新型コロナウイルスの初期症状は、風邪症状(熱や頭痛など)と同じ感じなので【市販の風邪薬や鎮痛剤】を飲む方もおられると思います。
しかし、もし、新型コロナウイルスに感染していた場合に 飲んではいけない鎮痛剤がある んです!!
・・・新型肺炎に罹ったと思ったら飲んではいけない鎮痛剤の成分
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)である
イブプロフェン(イブ、イブクイックなど)
アセチルサリチル酸(バファリンAなど)
ロキソプロフェン(バファリンEX、ロキソニンSなど)
などです。
ウイルスが体内に入ると感染した細胞を攻撃するため、白血球などの免疫系細胞がサイトカインというたんぱく質を放出します。
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)を服用することで、このサイトカインの放出が過剰に起こり、免疫が働きすぎて健康な細胞まで攻撃してしまう【サイトカインストーム】を引き起こす危険があるのです。
新型コロナ患者の場合は、肺の組織が破壊され、肺水腫や、さらに進んで肺に穴が開き死に至ることもあり得えるとか(‘ω’)
怖いですね( ゚Д゚)
2003年のSARS流行時、香港では多くの若年層がサイトカインストームで亡くなっているそうです。
怖がらせるようですが、頭痛や腰痛などで鎮痛剤を常飲されている方は一応、医師や薬剤師に確認するなどご注意くださいね(*´ω`)
・・・新型肺炎でもOKな鎮痛剤の成分
アセトアミノフェンだけの商品ならいいそうです(‘ω’)ノ
市販薬なら【タイレノール】とか【ノーシンAc】など。お子さま用の鎮痛剤は、アセトアミノフェンだけなので大丈夫ですね(‘ω’)ノ
高齢者でロキソニンを腰痛や膝痛で飲まれている方も多いのでご家族の方がみてあげてくださいね( ^^)
2020年4月24日
ケイアイ薬品健康相談所
いそざきかおり