産後の体調不良、
見逃さないで、、、
　
　
女優の竹内結子さんが自死されたというニュースが流れました。
　
　
とても優しそうでキレイな女優さんで、再婚して新しい命も生まれて幸せいっぱいなのかな、、、と誰もが思っていたのに、、、
　
　
色々お悩みがあったのか、衝動的になられたのか、産後うつだったのか、真相は分かりませんが、産後…ということも原因の１つになっていたのでは？？？と思います。
　
　

とっても大切な産後のケア

　
　　　
産後の肥立ちといいますが、これは出産後ボロボロに消耗した心身を回復させるために必要な期間（一般的に６～８週間）のことをいいます。
　
　
この時期をどう過ごすかで、今後の心身の健康が左右されるほどの大切な時期です。
　　
　
お母さんとなる女性は、妊娠中も胎児の成長に血液が豊富に使われ、出産時にも血液が失われ、出産後は母乳で血液が消耗されるため、出産後は「血虚（血液不足）」の状態に陥いる方が多いのです。
　　
　
この時期に起こる血虚を見過ごすと、床から起き上がることもできなくなったり、産後うつになったりしてしまうので、産後のケア（漢方や食養生など）や家族の助けがとっても大切になります。
　　
　　

産後のケアと産後うつ

　
　
　
　
産後のお母さんの身体はボロボロです。そんな状態の中、すぐに「２４時間」休みなしの家事育児が始まり無理を重ねてしまいます。
　
　
家族のフォローがあったとしても、育児の主役は母親なので、ゆっくり寝られなかったり、慣れない赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいになったり、家事が思うようにできなかったり、、心身ともにストレスフルになります(‘ω’)
　
　
そこに妊娠出産で起こった血虚状態が続くことで「産後うつ」につながる人が出てくるのです。
　
　
産後うつでの自殺が今、社会問題になっていますが、これもケアをしっかりとすることで防げることが多いと言われています。
　
　
・・・第一は、家族の理解とフォロー
　　
産後だからしんどいのは当たり前、寝れないのは当たり前と家族が当たり前と考えずに、常に理解や協力をしましょう。優しい言葉をかけて、時には赤ちゃんのお世話を代わってあげて、ゆっくりと寝させてあげるのもいいですね。　
　　

・・・第二は、栄養のある食事をとる
　
産後の身体を回復するため、また、母乳を出すために産後は栄養バランスの良い食事をとるようにしましょう。インスタント食品やレトルト食品、ジャンクフードやお菓子などは控えて、温かい和食の食事にしましょう。
　　

・・・第三は、血虚を改善する（漢方）
　
消耗した血液を増やすには、漢方の「補血薬（血を増やす漢方）」の飲用をおすすめします。健康相談所では、皆さまに「補血薬である婦宝当帰膠」を飲んでもらっていますが、やはり、飲んでいると体調がよい方が多いですよ☆
　　
　

産後うつと血虚

　　

　　
　　　
産後うつの状態を中医学的に考えると、著しい血虚（血液不足）が原因と考えます。
　
　
特に「心血が不足」すると血が全身に廻らなくなり、疲れやすく、精神不安や動悸、不眠、眠りが浅い、精神が不安定など、心身状態が悪くなり、寝不足なども重なり、母乳が出なくなったり、楽しいはずの育児がとてつもなく辛くなって、普通の生活を送ることすら困難になります。
　
　
女性の健康は「血」と深く関わっています。特に、妊娠・出産は多くの血液が必要とされるので、ほんとうは妊娠中から血液を増やすための「補血薬（血液を増やす）」漢方を飲むことをおすすめしています。
　　
　

産後の不調、相談してね

　

　　
　
産後の不調が取れない方、産後で心も身体しんどい方、ご相談くださいね。
　
　
中医学の考えで、あなたの不調を改善できると思います。
　　
　
（体験例）〇〇子さん（２８才）

・お母さまがご相談に来られた。　
・初めての出産で後帰り中
・３か月前に出産。
・出産後、不調が続く。身体がしんどい。生理が長期間終わらない。頭痛。抜け毛。食べられない。不安。イライラなどの症状があり、午前中床から起き上がれない。
　
（処方）　
婦宝当帰膠（朝・夜）
食事をした時に晶三仙（漢方の消化剤）２包
　
（経過）　
飲み始めて５日もしないうちに、身体が楽になり横になってばかりいたのに起きて来られるようになった。
　
食欲も少しづつ出てきた。
　
現在も継続して飲用中で体調がとても良くなったそうです。　
　
　
この体験例のように、ちょっとした養生でずいぶん楽になります。
　
　
産後の不調の方は、ケイアイ薬品健康相談所までご相談くださいね(#^^#)
　
　
２０２０年９月２８日
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり