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物忘れと認知症は違うREPORT


 
  
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老化による物忘れ
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体験したことの一部を忘れる(ヒントがあれば思い出す)
  
 顔は知っているけど名前が出ない…
  
 隣の部屋に物を取りに行って何を取りに来たのかを忘れる… 
  
 昨日の夜ご飯が思い出せない…
  
など
 
 
  
  
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認知症
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体験したことを丸ごと忘れる(ヒントがあっても思い出せない)

  
 ご飯を食べたことを忘れる…
  
 家族が出かけたことを忘れてパニックになる… 
  
 季節や月日や時間が分からなくなる…
 
 家族が分からなくなる…
 
など
  
  
年をとると誰にでももの忘れは出てきますが、体験したこと全体の記憶をなくすのが「認知症によるもの忘れ」です。 例えば、電話があったことや食事をしたこと自体を忘れて、ヒントを与えても思い出せなかったり、直前の出来事や忘れるはずのない家族の名前を忘れてしまったりという場合には、病的なもの忘れの可能性があります。
  
「認知症のもの忘れ」も最初は身近な事柄の「ど忘れ」から始まりますので、初期には「健康なもの忘れ」と区別をすることは困難です。しかし、認知症の場合はだんだん進行することが特徴です(物忘れはあまり進行しません)ので、症状の経過を慎重に観察することが必要です。
 

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睡眠薬(安定剤)
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これらの薬の連用により認知症リスクが増えるとも言われています(因果関係は分かっていない?)。
  
特に、ご高齢者は特にたくさんの慢性薬や痛み止めを飲んでおられる上に、睡眠薬や安定剤を飲まれる方も多く、多剤服用により認知症が進行して悪化するとのお話しも聞いたことがあります。
  
うちの父は、認知症になり、睡眠薬を飲んだことを忘れて何度も飲んでしまってから急速に悪化してしまいました。
   
いずれにしても、年齢を重ねてきたからとたくさんの薬を飲むことが当たり前と思わないで、減らせる薬は減らしていく、自分で管理できない場合は家族が管理するというのがいいと思います。
 
あと、物忘れとは離れますが、眠れないなどの理由で睡眠薬(精神安定剤)などを服用しておられる方は、前日に飲んだ安定剤が翌日に残って判断力が鈍ることもあるそうです。
 
車の運転でアクセルとブレーキを踏み間違えたという事故がよくありますが、その原因の1つにもなってしまうのではと思います。
  
 
 

 
 
認知症は、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管系認知症などの種類もあります。
 
 
あれ?と思った時に病院などで検査されるといいですね!!
 
 
漢方では、脳血流を良くするものなどを飲むことで予防ができるかなと思います(#^^#)
 
 
2021年4月13日
・・・ケイアイ薬品健康相談所
・・・いそざきかおり